#1185 女王の教室・特別編(2)
『女王の教室』を読み解くキーワード
- 理想と現実
- 本音と建前
- 天使と悪魔
- 偽善と偽悪
- 手段と目的
- 体罰の是非
- ゆとり教育/詰め込み教育
- 愛とは何か?
『女王の教室』は基本的に「優しさ」と「厳しさ」の両極端に偏っているが、特別編(2)の真矢はその中間の理想的なバランス感覚をもった教師として登場した。
真矢の服装の色(性格の変化に対応している)
- 白色 - 特別編(1) 3/17放送
- 灰色 - 特別編(2) 3/18放送
- 黒色 - 本編 放送済み
教育というのは結局のところ、厳しすぎず、優しすぎず、「戦略的曖昧さ」を持っておくことが重要なのだと思う。「体罰は絶対ダメ」と理想を言うだけでは教育そのものが崩壊してしまう。
『女王の教室』本編が真っ黒に描かれていたのは、世の中が「子どもの人権を尊重」という方向へ流れすぎていることへのアンチテーゼであろう。