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hidew 2006.02.10

#1127 メイエン事件簿・第1話:過半数を制す

プロは碁を単純な「陣取りゲーム」と考えていないにも関わらず、アマに教える時には、相変わらず「地を囲うゲーム」と教えている。碁=陣取りゲームというのは、株=マネーゲームと考えるぐらい浅はかである。

そんななかで、碁の本質を最も短く、分かり易い言葉で言い表したのがメイエンさんだと思う。

第1話:過半数を制す

「碁盤の半分以上の空間の主導権をにぎる」ことを第一目標にしている

この空間の主導権 というキーワードこそ、碁の本質である。「地」は主導権(支配力)が極めて強くなった状態のことを言うに過ぎない。

関連

カビ軍団の侵食合戦
http://pocketgoban.com/mt/archives/000330.html

これは裏の囲碁史に残る絶妙の喩えだと思うpng 1035 byte ちょっとシャレの分かる人に教える場合は「陣取りゲーム」などとしょーもない事を言わないで「黒カビ軍団 vs 白カビ軍団の侵食合戦」と教えるべきだ。

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