#1114 棋書のハズレが多い棋士
木谷門の棋士は棋書の手抜きが多いように感じるのだけど、その中でも極めつけなのが武宮正樹プロ。
武宮正樹の並べるだけで2・3子強くなる本(棋書評)
http://blog.goo.ne.jp/kkm3/e ..
これを読んでふと思い出した本があった。
この本は読めば一目瞭然、中山典之が書いた本なのである。しかもゴーストライターではなく堂々と自分の本のように書いている。中山典之と言えば、世界的に有名な珍瓏作家で数多くの名作を残しているのだから、タイトルも『中山典之の珍瓏で覚える囲碁手筋』のように書けばいい。
『依田ノート』(#229 )のところでも書いたが、有名棋士の名前をタイトルに使って、ライターが適当にスペースを埋めるような本は読者をバカにしている。李昌鎬や小林光一はまともな本を残しているのだから、忙しいとかそういう問題ではない。